003_ダイハツベルリーナ1000
ダイハツベルリーナ前 ダイハツベルリーナ横
 私が免許を取って初めて乗った車がこのベルリーナでした。写真は1965年11月1日に晴海で行われた自動車ショーのものです。
 一緒に免許を取った友達の叔父さんのベルリーナを借りて、三浦半島の城ヶ島まで行って来ました。当日は残雪があちこちに残る冬の日。 天気は晴れ。雪さえなければ絶好のドライブ日より。そして、私と友達が一応交代で運転のつもり。横浜を出発するときは、 何故か私が最初の運転を担当。多分、友達は怖がっていたんだと思います。その当時は、まだ横浜市営の路面電車が走っていた頃で、 道路の真ん中に線路が有ります。走り出して直ぐに、私の前には車がいない状態になりました。前にいる車全部を追い越したのです。 別にスピードに憧れたのではなく、単に自分の車の前に別の車がいる事が怖かったのです。何故、怖かったのかは覚えていません。 ちなみに、私の友達は全く逆で、車列の一番最後に付けていました。城ヶ島に着いてから車から降りると、私の背中は汗でビッショリ。 兎に角、他の車と接近するのが怖くて、前にいれば追い越す。後ろに付かれたらスピードを出して振り切る。その繰り返しでした。 多分、スピード違反の繰り返しだったんだろうと思います。
 ドライブ中に友達から言われた言葉が、「やっぱり、車を運転すると性格変わるな!」。その頃の私は、 自他共に認めるおとなしい性格の持ち主でした。
 所で、肝心のベルリーナの感想ですが、そんなもの判りません。免許を取って初めて一般道を走る人間が、 エンジンの吹き上がりがどうのとか、ステアの状態がなんて全く判るはずがありません。覚えているのは、 ドライブには3人で行った事と、3人目が後ろの席に乗るときに助手席を倒して入ったため、2ドアだった事です。 それと、車を見た最初に「割とかっこいい車だなあ。」と思った事が印象に残っています。あ、あと色は濃紺でした。
Lastupdate 2003. 9. 3 Since 2002. 6. 2