通称だるま型のブルーバード。ヨーロッパ系のデザインと宣伝されていましたが、尻下がりのスタイルはセドリックと共に不評でしたね。
スタイルは別として、このデザインの時発売された（？）１６００SSS（1600スリーエス）はかなり面白かったです。ボルグワーナーフルシンクロのミッションは、シフトレバーがクニャクニャしていて停車している時は物凄く頼りない感じですが、いざ走り出した後のシフト操作は思い通りに何処でも入れられる感じで大好きでした。
SSSのエンジンも吹き上がりが良く、サファリラリーに出た車に乗れるという（本当は全然違うのでしょうが）満足感も一緒にあって楽しい車でした。
昔日産自動車の溶接部門でアルバイトをしていた時にこの車のフロントサスペンションを作っていたため、この車には別な意味での想い入れもありましたね。当時はサニーのフロントサスペンションも同時に作っていましたが、このブルーバードの方が格段に頑丈に作っていましたよ。更に付け加えればプレジデントの物はもっと頑丈でした。
最近、横浜と調布でこの車が走っているのを見かけましたので、機会が有れば写真を撮りたいと思っています。

2018.7.7 追加