ステレオTVチューナー
TVX-500 PIONEER
\50,000
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 SONYのST-30がモノラルだったため、グレードアップとしてステレオ・チューナーの本機を購入しました。 チャンネル切替がボタン式になり、操作がきわめて簡単になりました。昨日、風呂場用のラジカセでは音が悪いとの家族からの要望があり、 急遽このチューナーを試したところまだ問題なく受信可能でした。(購入日:1980年=昭和55年12月9日)
実物 カタログ
 スタイルはラック取付も出来ないのに、アルミパネルが横に出っ張っています。 変なのはこれだけではありません。スイッチ類下側のパネルを開けることが出来るのですが、 このパネルには取付用の蝶番などの機構が全くないのです。ただ単に、ナイロン製の紐が付いているだけ。 従って、周波数調整を行うときは、このパネルが下にブラブラしている状態で行います。まだあります。 今度は、周波数調整用のノブがパネルの奥にあるため、専用の工具を使って行わないと調整できないことです。 この工具は、一応専用の取付場所があるのですが、無くしたら困るこの工具には、紐が付いていません。 もちろん、設計上の都合でこうなったのでしょうが、何かもう少しアイデアを入れても良かったのではないでしょうか。
裏面  裏面には結構一杯端子が付いています。テレビモニター用のアンテナ端子と、 本機で選択されたチャンネルの出力が別になっているので、絵と音を別のチャンネルで見たり聞いたりも出来ました。

マニュアル
■TVX-500の仕様
使用半導体
IC 7
FET 5
トランジスタ 45
ダイオード 60
クリスタル 3
テレビチューナー部
回路方式 スプリットキャリア方式 サブ信号:PLL復調
受信チャンネル VHF 1〜12チャンネル
UHF 13〜62チャンネル
S/N 50dB感度 MONO:30dBf(8.6μV/75Ω)
STEREO:47dBf(61.3μV/75Ω)
ミューティング動作レベル 42dBf(34μV/75Ω)
SN比 MONO:64dB
STEREO:60dB
ステレオセパレーション 50dB
クロストーク MAIN→SUB:55dB
SUB→MAIN:55dB
歪率(400Hz) MONO:0.1%
STEREO:0.2%
アンテナ入力インピーダンス VHF:75Ω、300Ω UHF:300Ω
出力電圧/出力インピーダンス(MAIN、25kHz変調) 400mV/2.2kΩ
RFコンバーター出力レベル/インピーダンス 10mV/75Ω
付属機能
9局プリセット選局電子チューナー
自動プログラム切換(MONO/STEREO/MPX)
RFコンバータによる空きチャンネル送り出し
AFC回路(ドアスイッチ連動)
電源部、その他
電源電圧 AC100V、50/60Hz
消費電力(電気用品取締法) 12W
外形寸法(幅×高さ×奥行き) 420×79×295mm
重量 4.8Kg
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Lastupdate 2000.5.26 Since 2000.3.23