SUPER VHSビデオデッキ
HR-V2 VICTOR
\150,000
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 友達から貰いました。(2003年1月19日)
HR-V2  S/VHS、BSチューナー付き、定価はこのページを作っていて知りました。 画質の良いビデオの様なので喜んで貰ってきましたが、一つだけ問題がありました。 貰った時点では部品が一つ取り付けられていないためテープを使う事が出来ないという事でした。
HR-V2  裏面パネルにある入出力端子の数から、高性能デッキの片鱗が伺えます。
 内部構造です。幾ら高いデッキでもVHS方式だと結構内部は空いているように感じてしまいます。
 アイドラが付いている部品の所が問題の箇所で、 下の白い部分の取り付け位置が解らなかったためテープローディングから旨く動作しませんでした。 それでも、何回もこまめに取り付け位置を変えながら実験した所、テープのローディングまではこぎ着けました。
 この部品はテープローディングの要で、 ギアの組み合わせ位置が一山違うだけで旨く動作しないようです。ギア(カム?)の取り付けは、 一山ずつズラしながら動作不良→良好動作→動作不良の位置を見つけて良好動作の真ん中の位置を見つけました。 が、本当にこれでいいのかは不明です。
 部品取り付けを繰り返している内にこのデッキの別の問題点を見つけてしまいました。 緑の丸の部分(マウスを写真上にポイントして下さい)が割れているのが見つかったのです。 そして、ここの他にも割れが全部で4カ所有りました。
 この部分は最悪で、完全に外れてしまいました。この白い樹脂は多分ジュラコンだろうと予想して、 接着剤などは使わずに溶着する事にしましたが正解のようです。
 樹脂の溶着は、温度制御したはんだごてで樹脂を溶かして行いました。 しかし、アイドラが付いている下の白い部品内部(ギアの中心部)にもヒビを発見しましたが、 そこは回転部のため修理を諦めそのままにしてあります。
 一応の修理を行った後、テレビに接続して画像の確認をするとブルーバックで絵が写りません。 理由は、テープローディングが旨くいっていませんでした。本来は矢印の場所までテープを移動させなければなりません。
 左が、現在の状態でテープが奥まで行っていません。
 上左写真の部分(矢印)までテープを手で押しつけてやるとチャンと絵が出ます。 しかも絵が綺麗です。現時点では、多分テープローディングさえ旨くいけば使う事が出来ると思われます。 しかし、樹脂のひび割れが発生している事などから機械自体の寿命があとどのくらいかが問題です。 ここでメーカーに修理依頼して何万円も取られるなら止めた方がいいと思うけど・・・・・ でも絵が綺麗そうなので捨てるのはもったいない!! どなたか修理方法を教えてくれませんか。
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Lastupdate 2004.3.7 Since 2004.3.9