a006 割り箸は便利な道具
■準備
 まず割り箸を使うには、写真のようにくさび形に切り落とす事が必要です。と言っても一発で切り落とすのは難しいので、普通は削ってこの形にします。 これが大事。それともう一つ大事なことは、材質の柔らかい物を選ぶこと。竹製など硬い物は特別なときにしか使えません。
ナイフ 切り口
 割り箸を割った後、太い方(くっついている方)か細い方(割が入っている方) か用途によって切り落とす場所を決めます。割り箸は使った後の物をとって置いて使うのが基本です。もちろん省エネを考えてのこと。

■平らな面の汚れ落とし
 細かい所を掃除する時には、このまま使ってもいいし、雑巾などにくるんで使っても大丈夫です。割り箸自体が柔らかいので、プラスチック製品でも強く擦らなければ傷を付けなくて済みます。もちろん、この時に一緒に石鹸を付けてももちろんOK。

■隅などの汚れ落とし
 くさび形に削った面の角を使ってもいいし、掃除する場所の大きさに削ってもOK。要するに、その場所にあった形に加工することが大事。先が痛んできたらもう一度削れば済むことです。

■糊付けなど
 これが結構便利。模型の組み立ての時はバッチリです。用途によって、太い方か細い方か選ぶのはもちろん、先の細さも調整してください。

■お風呂の補修
 タイルの目地(コンクリート、シリコン樹脂)を補修するときにも使えます。付属のヘラよりよっぽど使いやすいですよ。

■接点の磨き
 電気系統の接触不良は、これに小麦粉などの粉(粉ならば、何でも良いんですけど?歯磨きも大丈夫)を付けて擦ればOK。拭いた後は、もちろん良く拭き落とすことは言うまでもありませんが。懐中電灯が暗くなったときは、電池の+−とホルダーの接点を拭いてみてください。

■地震対策
 割り箸の太い方(この時は割り箸を割らないでそのまま使います。)を、7〜8Cm位に切ります。そして、タンスなどの手前側に入れるとグラグラしなくなります。割り箸は柔らかいので、適当に潰れてくれるのが良いんです。

■模型造り
 割り箸を削ったり切ったりして模型を作れば、ただで楽しめます。私は子供の夏休みの宿題にログハウスを造ってみました。但し、この時は太さのそろった竹製の物を使いました。接着は木工用のボンドを使います。 ログハウス

■筆の代わり
 筆ペンの代わりと言うか、毛筆の代わりにくさび形に削った割り箸で字を書いてみてください。面白い字が書けますよ。年賀状などに使うと目立ちます。くさび形に切り取るときに注意するのは、出来るだけ鋭角に切り取ることです。つまり、切り取った先が出来る限り柔らかくなる様にするのです。

参考
 この件に関しては、厚手のボール紙でも出来ますので、試してみてください。
Last Update 2000.11.11 Since 2000.3.2