他のページにも書きましたが、この当時、トヨタレンタカーでアルバイトをしていたため、トヨタの車には沢山乗る事が出来ました。
当時、トヨタの中ではこの車の事を「トヨスポ」と呼んでいました。が、巷ではいつの間にか「ヨタ8」になってました。
何となく、そんな感じの走り方が似合うような・・・・。 |
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エンジンは、水平対向2気筒の空冷エンジンで、独特の音がすることと、2気筒エンジンはアイドリング時結構揺れます。
その揺れ方がヨタヨタした感じを醸し出すのかも知れません。また、
このエンジンはパブリカに使われているものをチューンアップしたものなのですが、パブリカとは少し音質が違いました。
昔の車は、エンジン音や排気音を聞いただけで車種が解った時代でした。 |
ボディ構造では、車体の側面にあるサイドメンバが当時のコロナ・ハードトップよりも太いものが使われていました。
それだけ剛性の高いボディに仕上げられていたようです。それに、このデザインは今見てもチャーミングです。
ハードトップになっていますが、簡単に屋根が取れるので直ぐにオープンカーになってしまいます。但し、
バンパーは上の写真のように縦型の2本が前後にあるだけ。駐車場の出入りなどでは、
この2本にぶつける方が難しいと思うのだけど・・・。 |
この車の驚くべき事。普通の乗用車では全く見た事がないもの。それが、暖房です。空冷なので、冷却フィンが有り、
ここを通過したエアを導入すればいいと思いましたが、問題があったのでしょう。そうなってはいませんでした。
なんと、暖房用の燃焼装置があったのです。燃料はガソリン。これが、物凄い高性能。真冬でも、火傷しそうな熱風が出てきました。 |
小さな車ですが、それだけにこれより大きな排気量の車を抜き去るときの快感は楽しいものです。特に加速が良いため、
信号グランプリ(交差点の青信号でスタートしてスピードを競ってた)では結構早かったです。でも、その後の加速が今ひとつ弱かった。 |
先日、トヨタ博物館に行って来ましたので、その時の写真を追加します。スポーツカーは赤が似合う?(2003.8.20) |