とうとうＤ５に乗ってしまいました。
これまで頑なに乗るのを避けてきたのですが、ちょうどスペースギアのＡＴＦオイル交換を頼んだときに時間が掛かると言われたため、空き時間に試乗することになってしまったのです。
Ｄ５唯一の気に入らない点だった足踏み式のサイドブレーキだけのために乗らなかったのですが、正直Ｄ５を気に入ってしまったらどうしようと言うのが本音でした。

乗ってみての感想。
初代デリカからだんだん良くなって来た運転席周りのトラック臭さが抜けています。と言うかワンボックス、ミニバンが沢山出て来たので違和感が無くなったのでしょうね。
走り出してからすぐに使ったのがパドルシフト。あれ程アウトランダーでは間違えてばかりいたパドルシフトを難なく使っていました。何でＤ５だと使えるのか不思議でした。
相変わらず見難い左ドアミラーは全ての車がそうなので置いといて、車体デザインが四角いので車両感覚は取り易そうです。
アウトランダーで殆ど違和感の感じなかったＣＶＴの動作ですが、Ｄ５では一寸かったるいのは車重のせいなのでしょうね。
上り坂の加速感はトルク不足の感じ。これはＶ６　3000CCのスペースギアに乗り慣れているので仕方ないでしょう。
もう一つはシフトダウンの利き方が一寸弱いと言うか遅い。これはＣＶＴの構造上、仕方ない特性なので慣れるしかないですね。
と書きながら思い出したのは、アウトランダーに乗ったのは平地のみで上り下りの坂道は走っていないため、キビキビした走りと思っていたようです。
でもステアリングはアウトランダーと同じシャーシのせいか結構感じの良い切込みが出来ます。これが前輪駆動の動きなのか今更ながら技術の進歩を感じます。でも、私の好きな山道ではやっぱりＦＲのスペースギアでないと無理かなとの気持ちも有りました。

一寸乗っただけなので、細かい所まで試すことが出来ませんでしたが何となくこんな感じなのかと言うことは解りました。
結果として、まだまだスペースギアも棄てたもんじゃないと思える部分が多々感じられたのは収穫でしたが、如何せんもう14年目の車になってしまったので私の体と同じく不具合がチョコチョコ出てきています。
10年以上の車には介護保険みたいなもの無いかな。無理ですね。

サービスエリアでＤ５の隣に停めました。