昔々、マルチチャンネルと言って、高、中、低音域をそれぞれ専用のスピーカーとアンプで構成するステレオシステムが
有りました。プリアンプからの信号を、このチャンネルデバイダーでそれぞれの音域に分けた後、メインアンプに渡します。
もちろんそれぞれのメインアンプには、高中低音用のスピーカーが接続されています。なんて、説明でお解りでしょうか。
要するに、レコードの音を1台のプリアンプ、3台のメインアンプを使って、合計6個のスピーカーを鳴らしていたと
言うことです。実際には、これらのアンプ、デバイダーの調整はレコードによって録音レベルなどが違うため、
一々調整しないと自分の好きな音にはなりません。しかも、その調整の面倒くさい事この上ないです。でも、
これが趣味だったのです。
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