アンプリファイアー
LP-268 Lepy
\1,380
Lapaiを購入し、確かに音が良い事を実感してから妙にこの種のアンプの事が気になりだしたため、ちょくちょくウェブを見るようになって見つけたのがこれ。 (2016年=平成28年3月23日購入)
前面パネルは他機種とほぼ同様で、左から電源スイッチとLED、低音ブースト用のLEDとスイッチ、トーンコントロール用の高音低音用ボリューム、音量ボリュームと至ってシンプル。
裏面パネルは他機種と全く同様で、3.5φのステレオミニジャック、左右の入力用RCAジャック、スピーカー用出力コレクタ、DC電源入力コネクタ。
日本メーカーの絡んでいない中国製品の信頼性を全然信用していないのでまずは各部点検のためバラします。(当然保証対象外になります)
分解方法
1.裏面パネルのRCAジャック横のビス1本、スピーカー用出力コレクタ横のビス2本を外す。
2.前面パネルの4端にある特殊ネジを外すと写真の様に中身全部が出てきます。(専用工具が必要)
白い部分は放熱用のアルミ板で筐体にネジ止めで熱を伝えるようになっています。
まずは各部半田処理の確認。今回は見た目怪しい所はありませんでした。
それでも新しい半田とフラックスを使って半田部分を全て処理し直ししました。
昔、或るメーカーサービスの人に中国で製造された製品はIC部分の半田をやり直すと殆どの故障は直ってしまうと言うのを聞いてから、出来る物は全て半田のやり直しをしています。
チップ部品の半田処理が終わってから、電解コンデンサを全数取り替えるため部品規格を直接基板に書き込みました。
本来なら、エクセルを使ってデータを記録しておくのですが、今回は基板に余裕があるため現品処理としました。
交換後。
電源の電解コン大きくなりましたが、これが後で一寸したトラブルになりました。
この機種は放熱を筐体アルミボディーに逃がしているためか、Lepay LP-2020Aの様に出力を上げるとオーバーロードを避けるための出力カットが起こらないため安心して音量を上げる事が出来ます。
筐体裏面に検査合格シールが2枚貼ってあったので何だろう?って思ったら余計な穴が2個開いてました。
さて、組み立てようとした所やけに筐体への挿入が硬くなっています。原因は電解コンが大きくなったせいで筐体に当たってました。仕方なく一寸傾けて取り付け直しです。
筐体正面の印刷。
こんなに小さくて軽くて、なのに昔の安物オーディオアンプよりも全然音がいい。(良く感じる?)
電解コンを変える前と後では音に変わりはあったのか?
まあ、少し歯切れが良くなったと思いたい位でしょうか?
下には適当に写真を並べておきます。