ステレオ・エルカセットデッキ
EL-4 SONY
¥99,800
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カセットケース

 ソニー、松下電器、ティアック3社の共同開発で作られたエルカセットデッキも、使ってみました。 これほど中途半端な製品も珍しい事です。残っているのはテープだけ。 (現在は、このページをご覧になった読者の方から、デッキは持っているがテープがないとのことでその方に差し上げてしまい現存しません。)

コンパクトカセットの小さい事の利点 −−> 大きくしてしまった
コンパクトカセットの価格の安さ −−> 形状的にも高価
オープンテープの切り張り編集出来るメリット −−> 編集できない(やろうと思えば何とか出来るが)
オープンテープの長時間録音可能 −−> 制限してしまった

確かに、携帯性、保存性の向上などメリットもありますが、それよりもデメリットの方が多い気がします。

エルカセット

エルカセット1

 このカセットには、1977年6月24日(金)録音のデータが残っています。

 カセットの機構としては、現在のビデオカセットに似たものです。但し、テープ面が露出しているのが異なります。

パンフレット カタログ1

世界に蒔かれた種は枯れてしまいましたね。


 使ったデッキは、左側のEL−4の方です。

カセット

オープン

 エルカセットを、他のテープと比べてみました。コンパクトカセットと比べてもかなり大きなものです。写真のオープンリールは7号のものです。

 
本体
■特徴
エルカセットシステム採用
正立透視型カセットローディング、ソフトイジェクト
ロジカルコントロール・ソフトタッチオペレーション
FGつき周波数サーボモーター搭載
F&Fヘッド再生アンプをダイレクトカップリング
ドルビーNR自動検出機構採用
テープ種類自動検出機構採用
REC、MUTE、メモリーストップ機能装備
別売りタイマーで連続留守録音/目覚まし再生可能
ワウ・フラッター 0.06%wrms
周波数特性 25〜20,000Hz±3dB(デュアドTYPE-U)
430×170×320mm/10.3kg
消費電力 25W
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Lastupdate 2000.5.26 Since 1999.4.19