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このラジカセの購入日は不明ですが、カタログの裏表紙に「1973年5月21日現在のものです」との記述がありました。カセットを含めて、全て動作します。
オーディオ用として購入したカセットデッキは全滅なのに、ラジカセは全部生きてるのは何故?
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このラジカセを買った切っ掛けは、多分音が良かったからと音を電波で飛ばせると言うことだったと思います。
スピーカーは、センターキャップがクロームメッキの様な輝きを持ったもので、中高音のしっかりした音がしました。
音にうるさい友達も感心していたのを覚えています。 |
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この状態では、このラジカセで選択している音を右側のワイヤレスマシンで飛ばすことが出来ます。
例えば、カセットを掛けていれば、そのカセットの音をFM電波で飛ばすことが出来るので、他のFMラジオで聞くことが出来ます。
距離的にはどの位飛ばせるのか判りませんが、家の1階と2階では使うことが出来ました。 |
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次は、ワイヤレスマシンを単独で使う場合です。ご覧のように取り外すことが出来るので、これを聞きたい音が出ている場所に置いておけば、
そこの状態をモニターすることが出来ます。実際には、2階の部屋でレコードの録音中にこのマイクをセットしておき、
1階でモニターしながら食事をすると言うような使い方をしてました。また、このマイクと選択したソースのミキシングが出来るので、カラオケも出来ました。
当時は、カラオケという言葉を知っている人の方が少なかった時代です。 |
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ラジカセなので、もちろんバッテリー駆動ができますが、他のラジカセのようなACアダプター電源ではなく、
しっかりしたトランス式の電源を内蔵していました。しかし、電源コードのソケットが写真の青色のテープの部分にあり、
真っ直ぐ後ろに出ているためコードが断線してしまいまし。成型品のコネクタだったので、仕方なく内部のトランス部分に直接半田付けをしてしまいました。
これの影響かどうか判りませんが、見かけに寄らずとっても重いラジカセです。カタログによると約3.6kg有ります。 |
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このカタログでは、RQ-448がメインとなっていますが、この機種の発売以降はこのデザインが売れたのか同じ様なデザインのラジオ、
カセットが沢山発売されました。
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取扱説明書なんて堅苦しい言葉ではなく、ご愛用のしおりとなっていますので家電製品扱いのようです。この他に、内部の回路図も付いています。 |
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