アドレスユニット
AD-4 Aurex
¥58,000
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 最初は、もちろんdbxユニットの購入を考えていました。しかし、操作性を考えるとこちらの方が上でした。メーターは付いてるし、 キャリブレーションも可能。それと国産品。電子部品の信頼性は経験上国産品の方が良かったためです。結果的に、この考えは正しかったのです。 (購入日不明)

AD−4

 写真は、グラフィックイコライザーの上の載せているところです。現在の状態は、かろうじて使える状態ですが、 多分もうすぐ退職となるでしょう。カセットテープについては、積極的に色んなエフェクターを使っていました。 ちなみに、写真のグライコの設定は、チョット派手目の音にしているところです。

AD4表
AD4後ろ
 アドレスユニットには、AD−5、AD−3(S)、AD−2、AD−15(K)の種類があり、 価格もAD−5の¥79,800からAD−2の¥40,000まで幅があります。 しかし、何故かAD−4を除いて録音再生が独立していません。従って、録音中のモニターが出来るのはAD−4だけでした。 右のカタログからも判るように、これはカセット専用として使いました。メタルテープとの組み合わせで録音再生をしてみると、 かなりの実力を持っていました。但し、カセットテープ同士での話で、2トラ38テープの表現力にはもちろんかないません。

カタログ



仕様
チャンネル数 4チャンネル(エンコーダー2チャンネル、デコーダー2チャンネル)
入力インピーダンス 50KΩ
基準入力レベル エンコーダー 100mV   デコーダー 150mV
基準出力レベル エンコーダー 300mV   デコーダー 300mV
負荷インピーダンス 10KΩ以上
キャリブレーション・トーン 300mV(エンコードアウト、1kHz)
アドレス基準レベル 150mV(デコードイン、1kHz)
ヘッドホーン出力 1mW(8Ω)
周波数特性(総合) 20Hz〜20kHz±1dB(1kHz基準入出力レベル「に対して)
歪率(総合) 0.10%以内(1kHz基準入出力レベル)
アドレス効果
(当社カセットデッキでの例)
最大録音レベル 1kHzで7dB改善
ノイズレベル 10kHzで30dB以上低減
1kHzで20dB以上低減
100Hzで17dB以上低減
ダイナミックレンジ 1kHzで30dB拡大
総合SN比 20dB以上改善
歪率 2分の1に改善(0dB、400Hz)
過大入力(+10dB、400Hz)に対しては6分の1に改善
入出力端子
アンプ録音入力(エンコードイン) PIN×1
   再生出力(デコードアウト) PIN×1
デッキ録音出力(エンコードアウト) PIN×2(TAPE1、TAPE2)
6.3mm×1(TAPE2)
   再生入力(デコードイン) PIN×2(TAPE1、TAPE2)
6.3mm×1(TAPE2)
ヘッドホーン出力(モニター用) 6.3mm×1
仕様半導体 IC16個、トランジスタ13個、ダイオード17個(LED含む)
電源 AC100V  50/60Hz共用
消費電力 11W
ACアウトレット UNSWITCHED 2個(合わせて最大300W)
外形寸法 420(幅)×75(高さ)×284(奥行き)mm(ゴム脚、つまみ含む)
重量 4.3kg
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Lastupdate 2002.12.2 2000.5.31 Since 2000.5.26