ステレオテープデッキ
A-4010S TEAC
\99,800
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欲しくて欲しくてしょうがなかったデッキです。FM放送が実験放送で行われていた時に、FM東海(現在のFM東京) の送り出しスタジオを見学する機会がありました。そこに、有ったのがA-4010の元になるA-4000とRA-40です。 TEACの名前は知っていましたが、放送局のスタジオに使われていると言うことが、これから以降のデッキ購入に多大な影響を与えました。 そして、送り出し用として、テープ交換のために、二組のデッキが使われていました。私がデッキ関係は全て複数台揃えることになったのも、 この時の影響かも知れません。(1969年=昭和44年購入)

A-4010S 現在

 ダストカバー付き昔の写真。最初に触ったときの操作ボタンタッチの素晴らしかったこと。そして、オートリバース。 何よりも、音が良かったこと。全部、感動的でした。


 現在の写真ですが、レベルメーターが変わっています。色々修理もしましたが、現在はもう動かないでしょう。 ダストカバーは現在もあります。

カタログ 裏

 製品の裏側というのはなかなか見ることが出来ないと思います。裏のカバーを外すと、 デッキとしてのメカニカル部とアンプ部がまるっきり別物と言うことがわかります。

カタログです。

 蛇足ですが、A-4010とA-4010Sはモーターが違います。この後、 A-4010GSLになってから、この4000シリーズは終わりだと思っていたら、その後の製品もありました。


マニュアル
■仕様
トラック形式 4トラック・2チャンネル・ステレオホニック方式
リール 最大7号
テープ速度 19センチ、9.5センチ(±0.5%)
モータ 2速度ヒステリシスモータ 1
エディーカレント形アウターロータモータ 2
ヘッド 4トラック2チャンネル消去・録音、再生およびリバース再生(計4ケ)
ワウ・フラッタ 19センチ;0.12%
9.5センチ;0.15%
早巻時間 約60秒(370mテープ)
周波数特性 19センチ;30〜20,000Hz(50〜15,000Hz±3dB)
9.5センチ;40〜12,000Hz(50〜7,500Hz±3dB)
イコライゼーション 19センチ:50μs
            9.5センチ:90μs
SN比 50dB
漏話 チャンネル間 50dB(1,000Hz)
トラック間 40dB(100Hz)
入力 マイク;10kΩ、最小0.25mV
ライン:100kΩ、最小0.08V(-20dB)
出力 約0.5V(-3dB)
ヘッドホン 8Ω以上
電源 100/115/200/220V AC、50/60Hz、110VA
外形寸法 442×443×216mm
重量 20.5kg
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Lastupdate 2002.12.14 Since 2000.2.28