メカニカル2ウェイ
PIM-16A 福音電気株式会社
\1,700(1本)
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 生まれて初めて作ったスピーカーBOXに使ったスピーカーが、下のカタログにあるパイオニアのPIM-16Aです。 (1961年=昭和36年頃?)
この時は単にいい音を聞きたいと思っていただけなので、作ったのは1本だけでした。レコードプレーヤーをラジオに接続し、 ラジオの出力をこのスピーカーから出して聞いたり、テレビの音を聞いたりしていました。箱にはラワン材を使用、グラスウールも入れました。 ネットも買ってきて前面パネルも作りましたが、残念ながら写真は残っていないようです。

PIM-16Aマニュアル
PIM-16A、PIM-20Aの規格
型番号 PIM-16A PIM-20A
可動線輪インピーダンス(400c/s) 8および16ohms 8および16ohms
最低共振周波数(f0) 70〜85cps 55〜70cps
再生周波数帯域 50〜16,000cps 40〜16,000cps
最大許容入力 3W 6W
出力音圧レベル 96.0db/w 99.5db/w
総磁束 34,500maxwell 56.000maxwell
空隙磁束密度 11,000gauss 10,500gauss
等価質量(mo) 4.9g 9.1g
外形寸法 165mm 205mm
奥行寸法 84mm 108mm
取付穴寸法 155mm 193mm
バッフル開口 130mm 172mm
重量 0.95kg 1.6kg
パイオニアの名称が見えますが、カタログのメーカー名は福音電気株式会社になっています。 仕様書に使われている単位が、今の物とは違うことに注目。
 後で判ったことなのですが、実は使っていたレコードプレーヤーがステレオだったのです。 クリスタルカートリッジだったため、プレーヤーの出力に直接クリスタルイヤフォンを繋いで「引き潮」を聞いた感動は、 今でもハッキリと覚えています。
この頃は、クリスタルイヤフォンを分解してたばこの銀紙をコーンにしたスピーカーを作ったり、 トーンアームをテレビアンテナのパイプで作ったり、又AMラジオ用のループアンテナを作ったりと、 音に対して興味を持ち始めた時期でした。
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Last Update 2001.6.7 since 2000.3.9