フルレンジコンパクトスピーカー
PAX-20F
PIONEER
\5,400
最初の1本
これがステレオになった時のスピーカーです。中身はPAX-20F。スピーカーBOXはPAX-20F用の市販品を購入 (確か一台\4、800)して来て取り付けました。これで確かに音は良くなりました。それでももっといい音にならないかと、 グラスウールを追加したり、ブロックを下にひいたりと色々やってました。
と書いたところで、真実をお話しします。実は中学生だった私には、お金が有りませんでしたので、最初はPAX-20Fを1本買ってきて、 昔の部屋2に有るSTL-650のスピーカーと交換して使っていました。もちろんアンバランスも良いところでしたが、 片チャンだけでも音が良くなったと喜んでました。次にお金が貯まったところで写真のBOXを買ってきたわけです。 そして、次にお金が貯まったところでもう一本を買ってきて、やっとステレオになったのでした。 そんなわけで、購入時期が違ったため、スピーカーBOXは左右で色が違ってましたが、それでも満足していたのでした。 当時はそんな時代だったのです。記憶が確かでは有りませんが、多分1964年(昭和36年)頃の話だったと思います。
スピーカーBOXの裏面板を外して、逆さに見たところ。
正面から見た所で、ツウィーターが光っているのが楽しかった。
■PAX-20Fの規格
型番号
PAX-20F
ボイスコイル・インピーダンス
16 ohms
最低共振周波数
35〜50 cps
再生周波数帯域
fo〜20,000 cps
最大入力
15 watts
定格入力
10 watts
出力音圧レベル
99 db/watt
等価質量
14g
Q0
0.52(fo=45cps)
クロスオーバー周波数
3,500 cps
総磁束 ウーファー
トゥイーター
8500 maxwell
13,000 maxwell
磁束密度 ウーファー
トゥイーター
9,100 gauss
9,000 gauss
外形寸法
216mm
取付穴寸法
193mm
奥行き寸法
143mm
バッフル開口
172mm
重量
3Kg
カタログの内容が面白いのですが、スペースの関係でここでは取り上げません。この時には、 会社名が福音電気株式会社からパイオニア株式会社に変わっていました。
Last Update 2002.6.19 since 2000.3.11