f006 単三電池
 電池を使った製品の中で、デジカメ、髭剃り、懐中電灯など旅行に持って行く製品については単三電池を使った製品で出来るだけ統一することをお勧めです。
私が購入する製品の条件は出来るだけそうしています。最近はデジカメを買うときに、単三電池が使える物しか選択肢に入れませんでした。
理由は簡単で、電池の使い回しが出来るからです。これは、単三電池に統一することで、どの製品にも使えることと、使用する本数を気にせずに用意することが出来、また、電池容量、大きさ、旅行の時に直ぐに購入可能など使い勝手が抜群に良いからです。
 メーカーの宣伝では、例えばデジカメに例を取ると1回の充電で何百枚取れますとか書いてありますが、バッテリー切れになったときのことをカタログに書いてあるのは、単三電池を使っている製品だけです。その製品独自のバッテリーを使っているものでは予備のことは殆ど触れていません。しかも予備用のバッテリーとして販売する物は製品にもよりますが\5,000〜1万円弱と単三充電池と比べても極端に価格が高く、また必ずAC100Vで長い時間充電しなければ使えない物が殆どです。
 メーカーは製品そのものの性能を高めることに一生懸命だと思いますが、我々消費者は実際にその製品を使ったとき、本当に便利なのかどうかを考えて選択してみて下さい。
 以前、あるデジタルカメラの展示会で、単三電池が使えない専用バッテリーの製品を説明されたとき、私は単三電池が使えるカメラしか買いませんと話したら、なんとその説明員の方も同意見で意気投合したことがあります。でも、製品企画会議になると何故か専用バッテリーで開発することになってしまうと言って嘆いていました。専用バッテリーではスペアを持っていない場合はどうしようもないです。かなりの数の製品に対して言えることですが、何故極端なまでに小型化しようとするのでしょうか。勿論、胃カメラだとか小型化しなければ実現不可能な物もありますが、それ程までに小型化に拘らなくても構わないものもあるでしょう。
 ちょっと話がそれてしまいましたが、電池を統一すると充電池なら充電器も同じ種類の物が有れば事足ります。要するに使い勝手を考えたら自分が使う電池製品はこの事を考えて選択すると良いんじゃないかなと言うお話しでした。