こんにちはバイバイデリカスペースギア
デリカスペースギア納車時の1枚

 現在の、デリカスペースギアです。1997年3月に購入したにも関わらず、車単独の写真が見つかりませんでした。以外と、写真は撮らないもんですね。

デリカスペースギア
阿蘇外輪山で

 さて、車自体は、さすがに前のデリカからは違った物になっていました。まず、300ccしか違わないにも関わらず、馬力、トルクとも大幅にアップしていましたし、また、ミッションもお利口さんになっていて、普通の人ならば、下り坂以外は全くシフトチェンジは必要なくなっていました。ただ、吹き上がりだけは鈍くなっていて、停止時からの加速感は鋭さが無くなっていました。しかし、この鈍さも高速走行では100Km以上からの吹き上がりもよく、2トンの車重を結構気持ちよく引っ張っていってくれます。

デリカスペースギア
購入1年後のスペースギア

 サスペンションに関しては、前のデリカのような踏ん張りが無くなって、コーナーでのロールが大きくなっていました。従って、前のデリカと同じ気持ちでコーナーに突っ込むと、ひっくり返りそうな感じで怖いです。あれだけ、楽しく走れたデリカが、普通の車になってしまって残念です。多分、前のデリカと今回のスペースギアは設計者が違うのではないかなと感じます。細かい点で、前のデリカでよかった部分が、スペースギアでは無くなっているし、せっかく四角いボディーで、他メーカーよりも広かった室内が、丸くなったため狭くなってしまいました。フロントウィンドウのシールドゴムは、屋根からの雨水をウィンドウに落とさないようになっていたのに、それが無くなってしまいました。ただ、屋根も丸くなっているので、以前よりもウィンドウ側には雨水は流れてこなくはなっています。最大の欠点は、後ろ側の窓が、全て開かなくなってしまっていることです。メーカー側に言わせれば、ほんの一寸だけチルトアップする窓で、開きますよと言うかも知れませんが。私の車の使い方として、小型のキャンピングカーみたいに使っているので、ドライブに行って車の中で寝ることはかなり苦痛です。その他にも、かなり不満点が出てきています。これは、「今の車に思うこと」に書きましたので、ご覧になって下さい。はっきり言って、今回のスペースギアは、デリカではないですね。出来れば、本物のデリカをもう一度三菱に作って貰いたいな。

デリカスペースギア

 5年間乗った今も、最初の印象と変化はありません。新たに判ったのは、ヘッドライトの位置が他の車より高いため、信号などで止まったときに、ヘッドライトを点灯したままでは前の車がかなり眩しいだろうと思います。それと、ヘッドライトを下向きにした場合、両側の照射量が不足しているため、山道のコーナーでは視界が確保できません。そのため、前のデリカで使っていたフォグランプを自分で取り付けました。三菱では、フォグのステーだけを購入できないので、住宅用の雨樋用ステーを利用して付けました。おかげで、取付費用は¥640で済みました。外装では、山道の真っ暗闇でのバック用に、屋根のサイドにフォグを2個付けています。これが結構便利です。昼間用には、ダッシュボードの反射を防ぐため、黒の艶消し塗装を行いました。もう一つ気になった点があります。それは、外気用ダクトの設計ミスがあり、エンジンルームの空気を吸い込んでいたため、運転中に一寸気持ちが悪くなりました。これは、しょうがないので、自分でダクトの合わせを修正しています。スペースギアの設計者の方、注意して下さい。

デリカスペースギア
富士山青木ヶ原樹海の林道で

 

デリカスペースギア
車両後部のアンダーミラーに取り付けた作業灯

 このデリカには、車体側面の左右と後部に作業灯を付けました。理由は、丹沢のキャンプ場を探しに行ったとき、真っ暗で後ろが見難かったため、右後輪を崖から落としてしまい、川に落ちそうになったことがあったからです(恐ろしかったーーー!)。夜の山道などを多く走る私としては、どうしても必要なものになりました。

デリカスペースギア
運転席後部の作業灯

 

デリカスペースギア
スライドドア側の作業灯

 

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