前姿

 初代デリカがマニュアルシフトだった事から、二代目デリカは女房が運転出来る様にと言う唯一の理由でオートマの車種に買い換えました。所が、購入前には思っても居なかった利点が沢山ありましたが、特に高速道路では普通に走れる様になった事が大きかったですね。又、なんしろ運転が楽になった事が最大の利点でした。初代デリカのマニュアルシフトは、一日運転すると私でも左腕が痛くなる程シフトが重かったのが、全く関係なくなりました。また、アマチュア無線のマイクも、シフトチェンジが無くなったため安全に交信出来る様になりました。

後ろ姿

 このデリカは、丁度RVブームと重なってかなり人気が出ていました。友達にも何人か同じデリカを乗る人が出てきました。下の写真は、スキーに行った帰りに友達のデリカと3台並んで取った物ですが、右側は丁度もう一台知らない人のデリカが走ってきて、4台揃ったところです。この時は、スキー場に行っても、デリカ、デリカで(もちろんパジェロ他もいましたが)こんなに、デリカユーザーが増えたのかと驚きました。

全部仲間

 エンジンは2500ccディーゼル・ターボとなり、ガソリン・エンジンに引けを取らない吹き上がりでした。これがこのデリカを長く乗る事が出来なくなってしまった原因でも有るんですが。サスペンションも、最初はかなり柔らかい感じで一寸ふらつくかなとも思いましたが、ダートへ行ってもパワーさえ駆けていればかなりの安定性があり、エンジンの吹き上がりがいいためパワースライドも、一寸難しいけどサイドターンもやったりして楽しんでました。

キャンプでの1枚

コーナーではシフトダウンを使って加速しながらの走行でも不安無く出来るのはワゴン車ではこのデリカだけでしょう。多分、デリカでこんな事をしている人はあまりいないと思いますが、それがまた楽しさの一つでした。所が、こんな乗り方をしていたためエンジンにはかなりの負担をかけてしまいとうとう壊してしまいました。ディーゼル・エンジン車に乗ったのはこれが始めてで、ターボが付いていてガソリン車と同じように使えたので、いつも高回転でまわしていたのが原因でした。三菱のエンジニアに「それは、壊れるよ」って言われてしまいました。

キャンプでの1枚

そして、8年間118,000Km乗って、エンジン、サスペンション、ミッションともボロボロになって5万円で下取りとなってしまいました。家族との楽しいドライブや、キャンプ、それに夏休みは小さなキャンピングカーとして活躍してくれたデリカさん、長い間ご苦労様でした。有り難う。

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