◆利神城(雲突城)
津山城見学の後、稲葉化粧品店などを見て夜となり、さあこれからどうすると言う事で、適当に国道179号線を大阪方面に向けて走り出しました。
途中、ジャスコで夕食を買い車内で地図を見ながら目的地を検討。そこで出たのが以前は夜だったため見学する事が出来なかった波賀城を見る事に決定。雨の中を国道373号線に乗り換えて走っていましたが、夜も遅くなったので途中で見付けた道の駅ひらふくで車中泊となりました。(訪れた日:2002.8.20)
さて、次の日の朝のお話しです。
朝起きると空は晴れていました。そして、道の駅から見た山の上に城跡らしき城壁を発見したのです。
竹田城を見た後だったので、この山城も規模は小さくてもとても魅力的に見えたのでした。
当然行ってみようという事で、平福の街をうろつきながら登り口を探した所、左の看板を発見。非常に残念でしたが、 子供もいる事ですので警告に従って登るのは諦める事にしてひらふくの街を見学してきました。
平福の街を見学した後、目的地の波賀城に向け平福の街を北に走り、県道443号線を右折して走り始めました。 途中、名残惜しそうに利神城の城壁が見えているのを横目に走っていた所、左の「利神城跡登山口」標識を発見。道は私の大好きな砂利道。 これはもう行くしかないと右折。
着いた所がこの道の突き当たり。車も駐車出来る広さの空き地になっていました。
ここには、足下に気を付けて登ってくださいと書いてあります。
ここまで来て帰るのは忍びないので、息子と二人だけで様子を見に行く事になりました。と言いながら、しっかりデジカメ、飲料水、タオルなどを持って歩き始めました。最初は、写真のような普通の山道です。
看板の注意書きの通りの道でした。
城壁が見える場所に到着した所は道らしき物はあるものの、かなりの角度で谷側に傾斜しているため、かなり歩きづらい道です。
この先に行くと殆ど道ではなくただの崖です。
かなり危険な場所のため、持っていったタオルをロープ代わりにして親子で支え合って登りましたが、大げさではなくそれ程危険な場所でした。
何とか登ってきた所で、この石垣の間を抜けると・・・
視界が一挙に開けます。
昨日止まった道の駅も見る事が出来ます。と言うより、平福の街全部を見渡せますね。
利神城は廻り全てを見渡せるため、ホントに気持ちが良いです。でも看板の注意書き通り余り安全とは言えません。
天守跡でしょうか、お山の大将になった気分です。
景色は素晴らしいのですが、早く整備される事を願っています。
ここで転んだら下まで転がり落ちそうな急斜面。
最後の最後に利神城お別れの1枚です。そしてこの写真がお城巡りメニューの元の写真で、雲突城の別名に相応しい景色だと思います。
道の駅平福にあった看板より
所在地 | 兵庫県佐用郡佐用町平福 |
別名 | 雲突城 |
城の種類 | 山城 |
築城者 | |
築城年 | |
歴代城主 | |
天守の構造 | 無し |