初代デリカだよ

 スプリンターの後に、乗った初代デリカです。北海道をスプリンターで走った時、普通乗用車では走れないのが判ったので、ジープが欲しくなって、三菱自動車に行ったらこのデリカがあったわけです。それからは、欲しくて欲しくて。取りあえず営業の方に、お金これしかないけどなんとかしてって頼み込んで買っちゃいました。でも高かった。

川を渡ろう

 スプリンターの時は、テントを持っていったのがそれも要らないし、なんしろ室内が広い。それに四駆というのは、こんなにいろんな所を走れるのかと、怖い物知らず。やっぱり初めて四駆に乗って自然破壊をしてしまう気持ちは分かる。今はもうしないけど。

帰ろうか

 ここはキャンプ場の入り口で自然破壊ではありません。1800cc、100馬力。でも高速道は全くの苦手。一寸した上り坂でも全然スピードが出ない。最高速は、長―い下り坂で制限速度を一寸超えるくらい。とても、高速を走る気にならなかった。このころは、走っていても殆どデリカに合わなかったし、たまに合うとお互いに、挨拶したりなんかしていい連帯感があった。でも、今のように四駆の車が目茶増えて、マナーも何もあったもんじゃない状態は嘆かわしい。

タイヤを前に付けて最高速が落ちた

 タイヤを前面に取り付ける事でもの凄く四駆らしくなりましたが、これだけで最高速は多分15〜20Km/h位は落ちたと思われます。

なぜか後輪ブレーキを冷やしているところ

 浜松の砂丘に乗り入れたときの写真です。四駆でなければ絶対走れない場所でした。

 やはり浜松の時の写真。たまには本人が登場してもいいかなと思って追加です。

 もう1枚追加です。この写真違和感無いでしょ。
言っときますが、私が自衛隊の車の横に止めたのでは無く、たまたま私の横に何故か止めてくれたのでした。

余部の鉄橋下で

 山陰の「余部鉄橋」の下で列車と一緒に撮影。なんですが、列車が小さくて見えないですね。よーく見ると、山の稜線の所に先頭車両が写ってます。

 冬の写真が見つからなかったのですが、このデリカを買って最初の冬にスキーに行った時、膝位まで積もった新雪を、チェーンも巻かずにどんどん走ってしまうのには、運転している本人が一番ビックリしました。それと、その雪の中結構雪が降っていたのですが、前から自衛隊の車みたいのが走ってくるのが見えました。結構近づいたら、なんと同じデリカでした。乗ってる本人が間違えるくらい特殊な形の車だったんですね。
 このデリカには、殆ど不満らしい物はありませんでした。スピードが出ないとか、力が無いとかは、そんなもんだと思えば別に苦にもならなかったからです。それよりも、殆どどんな道でも、道と言えるところなら走れるという、安心感の方が優先していました。室内が広いから、いろんな物をどんどん詰めるし、いざとなれば、シートを取り外して入れれば、小さなトラックにもなりました。この車になってからは、遠出が全く苦にならなくなりました。 カローラ、スプリンターの時には、出かけるのに荷物の準備が結構大変だったのが、何時でも荷物が積んであるので、わざわざ準備する必要が無くなったからです。殆ど、寝室、キッチン、居間が移動しているようなもんでした。テレビ、ビデオ、無線機、シュラフ、ジュース、お菓子など何時でも用意していましたから。スーパーの駐車場にも止められる、小さなキャンピングカーのようでした。このデリカは、最後までいい車でした。なんしろ、下取りに出すときは、車検の残りが1ヶ月を切っていたし、6年間まるまる乗って90、000Km程の走行距離だったのに、85万で取ってくれました。

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