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デリカスペースギア


( )の中は私の感想。

提案!新RV

デリカスペースギア

つねにRVシーンをリードしてきた三菱自動車(最近は一寸元気ないな)。その集大成ともいえる、デリカスペースギアの誕生です(この文章の「デリカ」部分のみ小さな字になっています。)。今までのRVでは体験できなかった、卓越のスペースユーティリティと機動性の両立。セダンから乗り換えても違和感のない(可成りの違和感があると思うけど)、快適性と操縦安定性。そして、もっとも大切な高度の安全性(テレビニュースで崖から落ちたスペースギアの映像を見てこれに決めました。窓ガラスは全部割れていましたが、ボディの形状は変わっていなかったのです。シートベルトさえしていれば助かる!)。これらの要素を妥協することなく、まったく新しいパッケージングで、ひとつにまとめあげました。これからの時代を見つめた三菱が提案するオールニューコンセプトの本格RV。それが、スペースギアです。乗り換えたら、きっと愉しい。乗り続けると、もっと愉しい。次は、スーパープレジャーRV。

(1)フロントエンジン&セダン感覚コクピット
(2)ウォークスルー&多彩なシートアレンジメント
(3)高性能エンジン&スーパーセレクト4WD

デリカスペースギア

画期的なフロントエンジンによる新セーフティ・レイアウト。スーパーセレクト4WDなど卓越のメカニズム。広いゆとりの室内に、本格ウォークスルーやフラットフロアが生きる自在のスーパーフレックスインテリア。

RVプレジャーのための、新セーフティ・レイアウト。
限りないプレジャーに満ちた、新フレックス・スペース。
大いなるプレジャーを秘めた、新パフォーマンス。

デリカスペースギア

■すぐれた安全対策ボディ:エンジンを運転席より前方に搭載(フロントエンジンレイアウト)した独自のパッケージング。万一の場合も前面衝突エネルギーを、エンジンなどを介して効果的に分散吸収する、ひときわ高い安全性能を確保。クラスで始めて’94年から実施の自動車安全基準をクリアしました。(これもスペースギアを購入する切っ掛け。この時点で他のワンボックスはクリアしていませんでした。)
■セダンなみの自然な運転姿勢:エンジンなどの機構をフロントの独立した空間に納めたことで、ハンドル傾斜角をクラス最小レベルの30度に設定。最適なペダル配置と相まって、かつてなくセダンに近い自然な運転姿勢を可能にしました(デリカスターワゴンに比べると乗用車的になっていた)。しかも高いアイポイントで、余裕の運転フィールをもたらします(この点が他のワンボックスにはない利点です)。また、フロア下にエンジンを置かないため、すぐれた静粛性をも実現しています(これは嘘。スターワゴンよりうるさい)
■楽な乗降性:前輪のホイールハウスが、運転席より前方にあるため、広いドア開口部と低い大型のステップを実現。ラクに乗り降りできます。
■フラットフロア:フロア下にエンジンを置かないため、まったく凸部のないフラットなフロアを実現。どのシートの足もとスペースも、広々とした余裕にあふれています(音がうるさかったので、3畳用のカーペットを買ってきて敷き詰めたところ余り無し。こんなに広いとは思わなかった)
■本格ウォークスルー:左右シート間の幅も充分に広く、運転席からサードシートまで自由に移動でき、乗る人みんなの一体感を生みだします。
■多彩なシートアレンジメント:クラス初のチップアップ&ロングスライド機構や、90度横向き回転機構を採用したセカンドパーソナルシート。横はねあげ式分割サードシートと相まって、多彩なシートアレンジメントを実現します(この機構のお陰で自転車を積み込むのがラクになった)
■スーパーフレックスインテリア:フラットフロア&ウォークスルーや、多彩なシートアレンジメントなど、今までの常識を越えた自在な室内空間。走行中でも、アウトドアでも、RVならではの楽しさを演出します(ひとつ気に入らないのがサイドの窓が開かないこと)
■高性能エンジン:フロントに独立したエンジンルームを確保することによって、搭載を可能にした余裕の大排気量、3000V6 24バルフECIマルチガソリン。豊かなトルク30kg・mを誇る2800インタークーラーターボディーゼルなど(確かに、このトルクは有り難い)
■スーパーセレクト4WD:つねに安全で安定した走りをもたらすフルタイム4WD機構に加えて、経済性や静粛性にすぐれた2WDモードから、4WD極悪路走行モードまで、レバーひとつで選べる三菱独創のスーパーセレクト4WDを4WD車に採用。路面状況に合わせて、最適の走りをたやすく引きだせます。
■三菱独自の先進技術:車体姿勢をつねに安定させ、快適な乗り心地をも生み出すファジィ電子制御サスペンション(ECS)。さらに、4チャンネルABSや運的席SRSエアバッグシステムなど、きめ細かく安全機能&装備を充実。

4WD EXCEED−U

デリカスペースギア

走る。話す。くつろぐ。運ぶ。すべてが、愉快へと向かうEXCEED−U

デリカスペースギア

自在のセカンドパーソナルシートが、このうえない歓びをもたらす。

2WD EXCEED−T

デリカスペースギア

自然と、街と、みんなと。肩の力を抜いてつきあえるカジュアル・スペース。EXCEED−T

デリカスペースギア

4WD LONG ROYAL EXCEED 広さこそ、最高の装備になる。心解き放つロングボディ。堂々と主張する新たなるステイタス。

デリカスペースギア

広さこそ、最高の装備になる。こころ解き放つロングボディ。堂々と主張する新たなるステイタス。

POWER UNIT あらゆるシーンで、おおらかに、たくましく。ひとクラス上の高性能パワーユニット。

デリカスペースギア

デリカスペースギア

3000 V6 24バルブ ECIマルチガソリン
185PS/5500RPM 27.0kg・m/4500rpm
静かなV型6気筒に、1気筒当たり4バルブを配し、電子制御燃料噴射システム(ECIマルチ)を投入。
2400 16バルブ ECIマルチガソリン
145PS/5500rpm 21.0kg・m/2750rpm
給排気効率にすぐれた16バルブ方式を採用。

デリカスペースギア

2800インタークーラーターボディーゼル
125PS/4000rpm 30.0kg・m/2000rpm
新渦流室式燃焼室に、直動式OHCを採用。インタークーラーターボにより低速域から過給効果を発揮し、すぐれたドライバビリティと伸びのよさを獲得しています。(私のはこれ。前のスターワゴンでディーゼルエンジンの良さを知り、最初から決めていました。トルクの強さと燃費の安さ、それに冷房を掛けっぱなしで停車していても、ディーゼルはエンストを起こしません。)

デリカスペースギア

2500インタークーラーターボディーゼル
105PS/4200rpm 24.5kg・m/2000rpm
ねばり強いトルクとスムーズな伸びを発揮する、扱いやすいパワーユニット。すぐれた静粛性をも実現しています。(スペースギアのボンネットの中は、乗用車に比べるとやっぱり狭い。四角く見えるのはインタークーラーで、こいつが結構邪魔。バッテリーはこれを取らないと外せない。でも、狭い中にエンジンを良く納めている。)

SUPER SELECT 4WD セダンでは味わえない、自在の機動力。カンタン操作のスーパーセレクト4WD。

デリカスペースギア

つねに安全で安定した走りをもたらすフルタイム4WD機構に加え、経済性や静粛性にすぐれた2WDモードから、極悪路4WD走行モードまで、路面状況に合わせた最適の走りをレバーひとつで選べます。しかも、走行中でも2WD←→4WDの切替が自由にでき(これが最高に有り難い)、意のままの走りを、あらゆる道で誰でもたやすく引き出せます。
【2H】は、2WDによる経済的な走りに(前輪デフの音が静かになります)
【4H】は、基本走行ポジション。センターデフとVCU(ビスカスカップリング)によって、突然の路面の変化に自由に対応。つねに安定した走行を実現します。(特に、カーブの多い山道では4Hにすると車が安定した走りを示しますが、一寸アンダーステア気味になる。)
【4HLc】では、センターデフをロック。悪路や砂地、雪の深い道などの走りに(デフロックをしていることを忘れると車を傷めるので注意が必要ですが、ステアリングが重くなるので大丈夫でしょう)
【4LLc】は、泥濘地、スタック時の脱出などに使用します(このポジションにすると、崖だろうが何だろうが走れてしまう感じで、タイヤさえしっかりしていれば他の四駆と遜色なし)

デリカスペースギア

(何故かこのカタログでは、アプローチアングルとデパーチャーアングルの説明が全くされていない。左の写真があるだけ。そう言えば、このカタログ全体として「四駆」の言葉が全くありません。多分、営業が乗用車的に売ろうとしているのでしょう。このカタログの最初に書かれている文章でも「デリカ」部分のみ小さな文字になっているのもそのため(?)。デリカファンとしても、寂しいところです。しかし、スペースギアは紛れもなく「四駆」です。難点は、このアプローチ、デパーチャーアングルを取るためにホィールベースが長くなり、小回りが利かなくなっている事です。最初、このスペースギアを購入するとき、どうせならロングタイプにしようとしたら、サービスの人に「ロングは小回りが利かないから止めた方がいいよ。」と助言された理由が判りました。

デリカスペースギア

3モードELC4速フルオートマチック なめらかな変速フィールを生む電子制御。雪道での第2速発進を可能にするホールドモードを設定しています。(シフトレバーがコラムになったので運転がつまらなくなったのは仕方有りませんが、確かにこのオートマは、学習しているようです。スターワゴンの時と違い、今度のスペースギアは長く乗ろうとしているため、普段アクセルを目一杯踏むことは殆ど有りません。所が、この運転方法を学習しているらしく、いざ急加速をしようとしてキックダウンさせてもシステムが直ぐにギアをアップしてしまいます。これを、学習し直させるにはギアをセカンドに落とし、速度を変化させた運転を暫く続けます。ただし、これをどの位の時間と距離を続ければいいのかは判りませんが、取りあえず学習し直すようです。)

デリカスペースギア

サスペンションシステム  フロントに、ダブルウィッシュボーン式独立懸架。高い横剛性と最適セッティングにより、すぐれた直進安定性を発揮します。またリヤには、5リンク式コイルスプリング。操縦安定性と乗り心地をハイレベルに両立。しかも、最適なリンク配置により、セダン並の横風安定性を獲得しています。(確かに、以前のスターワゴンより乗用車的な乗り心地になりましたが、その分、以前の様にカーブに突っ込んでいく運転は出来なくなりました。とてもじゃないけど、そんな事したらひっくり返ってしまいそう。スペースギアでは、サイドターンなんか出来ません。)って最初は思っていたのですが慣れるに従ってやっぱりサイドターンとかパワースライドとか使っちゃいますね。まあそれだけエンジンの力があるって事でした。

ACTIVE SAFETY ひとつひとつの信頼が、余裕を大きくふくらませる。こまやかなアクティブセーフティ。

デリカスペースギア

デリカスペースギア
さまざまな安全装備 パワーウインドは、上昇時に、はさみ込みを感知すれば、即座に下降して停止するセーフティ機構つき。また、コーナリングランプなど、視認性を高める装備もきめ細かく充実しています。(このはさみ込んだときの動作を見てみたいのですが、怖くて試してません。)

PASSIVE SAFETY いつも、大きな安心感をのせている。独自の設計が高めたパッシブセーフティ。

デリカスペースギア

安全強化基準適応ボディ  ’94年から実施の自動車安全基準をクラスで初めてクリアしたスペースギア。衝突エネルギーを、巧妙なクラッシャブル構造とエンジンを介して、効果的に分散吸収。ポールや斜め衝突にも対応して、乗員をしっかりガードします。(これは、確認したくない。現在では、もっと性能が上がっている車も増えてるからどの車を選んでも大丈夫なのかな。)

デリカスペースギア

安全性への細かな配慮 セカンドシートの2点式ELR付シートベルトは、チャイルドシートなどをしっかり固定できるALR機構との切り換え式を新採用(使ってみましたが、まだまだこの機構だけではチャイルドシートがぐらつくので、工事用のロープを買ってきてガッチリ固定していました。)。また、室内難燃化剤の採用など、安全性を万全に配慮。

CABIN DESIGN 乗るほどに、価値が高まっていく。まったく新しい、ゆとりと使いやすさの空間。

デリカスペースギア

コックピット ハンドル傾斜角をクラス最小レベルの30度に設定。しかも、前輪ホイールハウスの飛びだしを巧みに押さえて、ペダルを最適にレイアウト。レッグルームも広く、ゆとりある自然なドライビングポジションを確保できます。また、快適で広い視界、高いアイポイントのため、つねに余裕をもった運転を実現します。(確かに、アイポイントは高く渋滞しても乗用車に乗っているときのようなイライラすは無くなっています。但し、ボンネットが全く見えない事と全体に丸い車体形状のため、車両感覚は掴みにくくなりました。)

SUN ROOF みんなが、心をオープンにする。爽快このうえないクリスタルライトルーフ。

デリカスペースギア

デリカスペースギア
ツインサンルーフ 大きな開講面積を誇るリヤ電動スライド式ガラスサンルーフを採用。なお、電動サンルーフは、はさみ込み防止のセーフティ機構つき。(デリカスターワゴンでは、サンルーフが後席部分のみだったため、悔しい思いをしていましたが、今度は運転席側も有るので気分は最高。運転席でタバコを吸って、その煙を掃除機のパイプを使ってサンルーフから出していたら周りで笑われました。)

4WD

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2WD

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4WD LONG

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